京浜工業地帯発祥の地として名を馳せるこの「大崎」の地に、平成27年6月、次世代産業を創出する新たな拠点として、「品川産業支援交流施設SHIP」が品川区により開設されました。以来、この施設の管理運営は、品川区より“指定管理者”として指定を受け、当財団のメイン事業としてSHIPの施設管理・運営を行っています。

SHIPは、エンジニア、デザイナーなど起業家精神に満ちあふれた国内外のクリエイターや、さらなる飛躍を目指すベンチャー・中小・大手企業などが交流する場です。イベントホールやオフィス、オープンラウンジ、３Dプリンターを備えた工房など、次世代の産業を支援するハブとして、多くの方々が関わり交流が生まれ、多彩なイノベーションを生み出しています。

私は本施設の責任者として、これまでの行政経験を活かし、公共の設置する産業支援施設として、安心という付加価値のある“選ばれる施設”としての魅力を失うことなく、区内企業・産業団体等に親しまれ地域に貢献する施設として、適正な管理運営に努め、このＳＨＩＰが多くの皆様の諸活動にとって良きご縁をつなぐ場として…

“つなぐ力でWiｎ-WIｎの価値創造”を目指し、品川区の産業振興に寄与して参ります。

令和６年４月１日
（一財）品川ビジネスクラブ事務局長   山崎　修二